でも残念なことに、ダイエットには向いていません…
カロリー過多になるだけでなく、大量の砂糖が含まれているために血糖値が急上昇し、その上がった血糖値を下げるために今度はインスリンがたくさん分泌されます。
インスリンは糖を脂肪に変える働きを持っているため、太りやすくなってしまいます・・・
ダイエット面だけでなく健康・美容面で見ても、肌が乾燥したり、糖化を招いたり、ほとんど良いことはありません。
それでも、やっぱり美味しくて幸せな気分になるのだから、一切やめるなんてことはなかなかできない。
中毒になっていればなっているほど、抜け出すのは辛いですよね。
わたしも以前は、毎日板チョコを食べて、さらにコンビニのチョコ2〜3個、アイスもケーキもと食べまくっていました(笑)
しかし現在では、なんとかその食欲を落ち着け、甘いものと上手に距離を取れるようになってきました😊
かなり苦戦しましたが、どうやって甘いもの中毒から抜け出したのか?
その考え方と具体的な方法を、教えたいと思います。
「甘いものをたくさん食べながら痩せることはできない」としっかり認識する
まず、わたしが間違っていたのは、
と思っていたことでした。
そんなわけないのに…今ではとんだ勘違いだったなあと思います。
脂肪は、食事内容の改善で落ちていきます。
いくら運動しても、激しい筋トレをしても、立ち方や歩き方を変えても、体を作る材料=食べ物の質が悪ければ、体は変わりません。
だからまずは、「甘いものを食べながら痩せることはできない」としっかりと認識することが大事です。
どちらかしかないんです。
痩せるか。甘いものを食べるか。
この2つが相反するところにあるということを、きっちり頭に入れておきましょう。
で、ここまで説明すると、「そんなのわかってる!でも甘いもの食べちゃうから、どうしたらいいかわからないのに…」と思う方もいると思います。
実は大事なのは、「痩せる方を頑張って選ぶこと」では決してなく、「選ぶ意識を強く持つこと」なんです。
これがわたしがもっとも言いたいことなので、「痩せたいなら甘いものを食べちゃダメ!」というわけではないことも、あわせて頭に入れておいてくださいね✨
ダイエット成功を取るか、食べる幸せを取るか選択する意識が大事
先ほど、どちらかしか選べない、とお伝えしました。
痩せるか。甘いものを食べるか。
ほとんどの人は、ここを曖昧にしたまま食べてしまうのだと思います。
わたしもそうでした。
でもここで、本当に少しでいいから、立ち止まって考えるところからダイエット成功のヒントが見えてきます^^
食べたい!食べちゃえ!
…食べちゃった…(´・ω・`)
と自己嫌悪に陥る人も多いはずです。
ここで、食べたい!と思った時に少しだけ立ち止まって、考えてみてください。
「痩せたくてダイエットしているけど、今これを食べたい」
「でも、痩せるか、これを食べるかのどっちかを選ぶんだったら、今の自分はどっちを選ぶべきか?」
「どちらを選んだらより幸せな気分になるかな?」
といったことを、冷静になって考えます。
甘いものに手を伸ばす前に!!です。
こうすると、ただなんとなくではなく、「自分で選んだ」という強い意識が生まれます。
どちらを選んでもOKです。
「やっぱりダイエットを成功させたい。少しでも痩せて綺麗になりたいから、食べない方を選ぼう」
となるのか、
「今はどうしても甘いものが食べたい。食べることを選ぼう」
となるのか。
ちょっと文章にすると硬い感じがしますが、とにかく自分でどちらかを選んだという意識を持てば、後悔も少なく済みます。
なんとなく手にしてなんとなく食べるから、あとで自己嫌悪に陥るんです。
わたしも何度もこういう経験をしましたが、繰り返し失敗して、ちゃんと自分で選んだ意識を持てば後悔しないことに気がつきました。
こうやって考えると、たとえ甘いものを食べる方を選んでも、ポジティブに食べることができます。
と切り替えれば、全然気にしなくて大丈夫なんです。
別に1日食べ過ぎたくらいで、目に見えてものすごい太るなんてことは絶対ありません。
それよりも、いかに選ぶ意識を持って、食べるならポジティブに食べることができるかが大事です。
こうやって自分で選択する意識を持つと、ダイエットのためにするべきことが明確になっていき、「今日の夜はストレッチしよう」「20分だけ走ってみよう」「お風呂にゆっくり浸かろう」など、冷静に良い選択ができるようになっていきます。
言いたいことがうまく伝わっているかわかりませんが、とにかくちゃんと一度立ち止まって考えて納得して選んだ答えなら自己嫌悪にも陥りにくいし、同時にダイエット成功にも近づきます。
甘いものを食べない、痩せる方を選ぶという選択ができればベストですが、そうでない場合でも、しっかり考えて出した自分なりの答えなら、それで大丈夫‼
まずはなんとなく食べることをやめる、食べるものや自分がやることについて強く意識することから始めてみてください。
食べていけないことはない、ただ痩せたいなら食べない方が◎
食べていけないと考えると、不思議と食べたくなってしまったりしませんか?
「チョコレートを食べちゃいけない」と考えれば考えるほど、チョコレートのことで頭がいっぱいになってしまいます🍫
だから、食べていけないという考えをやめました。。
食べてもいいけど、痩せる方と甘いものを食べる方だったら、どちらを選びたいかな?と自分に問いかけることが大事なんです。
過度なストレスや我慢はリバウンドのもとなので、あまりそういう風には考えないようにしてくださいね(*^^*)
甘いものを食べたい欲を減らした方法
念のため、わたしが甘いものを食べたい欲を減らしていった方法も書いておきますね。
本当に徐々にですが、これらを繰り返していくことで自然と甘いものをたくさん食べられなくなりました…
今でも好きだし食べたいけど、食べると頭が痛くなったり体調が悪くなったりします。
体が薄味に慣れ、血糖値が安定してくると、砂糖がたくさん入ったものを食べると違和感を持つようになるはずです。
そうなるまで少しずつ、以下のことを繰り返してみてくださいね。
甘いものを視界に入れない、見ないようにする
これ、結構大事です。
誰だって、美味しそうな甘いものを見せられたら食べたくなってしまいます。
美味しそうなアイスクリームのCMが始まったら、なんとなく目を逸らす。
コンビニのお菓子コーナーに行かない。
カフェのメニューで甘いもののところを見ない。
とにかく甘いものが視界に入る機会を減らすことで、考える時間が減っていきます。
わたしは以前は甘いもののことを考え出すと止まらなかったのですが、最近はほとんど考えなくなりました。
コンビニに寄らない
先ほど「コンビニのお菓子コーナーに行かない」と書きましたが、そもそもコンビニに行かない方がいいです。
何かどうしても必要なものがあるなら、早足でそれがあるコーナーだけ寄って、何も見ずにレジに行きましょう。
ついついあれもこれも欲しくなってしまうかもしれませんが、とにかく見ない!視界に入れない!
決めたものだけ買って、買う予定がなかったものは買わないようにしましょう。
薄味、和食の回数を増やしていく
甘いものを間食しないかわりに、一食一食をしっかり食べてください。
特に魚定食がおすすめです。
肉でも良いのですが、脂質が多くなったり消化に時間がかかったりするので、脂ごとダイエットに効く魚の方がより良いです、
ごはん、お味噌汁(乾燥わかめを入れると簡単)、魚、ここに買ってきた納豆や漬物、卵焼きやオムレツなどプラスすれば、豪華な和食のできあがりです。
和食は作るのが大変だと思われることも多いですが、ごはんを炊く、お味噌汁を作る、魚を焼くくらいなら簡単に時間もかからず済みます。
こうした食事を摂っていると血糖値が安定してきて、食欲も落ち着いてきます。
すると甘いものを食べてもあまり美味しいと感じなくなったり、「もういいや」とあっさりやめることができます。
甘いものが好きな人はまずは食事量を減らすのではなく、甘いものの回数を減らしつつ、和食をしっかりがっつり食べるようにして、味覚を変えて、それから量を調整していきましょう。
2日に1回から始めて、食べる回数を減らす
甘いものを毎日食べる習慣がある人は、2日に1回に減らしてみてください。
食べない日も、「今日は甘いものは食べられないけど、明日は食べられる」と思えるので、精神的にラクなんです。
これを続けると、1ヶ月換算で30日→15日にまで減らすことができます。
慣れてきたら、3日に1回に減らします。すると、15日→10日にまで減ります。
以前は毎日食べていたのに、それが3分の1に減ったら、それだけでも体型や体調は大きく変化するはずです♪
ちなみにわたしは今、3〜4日に1回のペースです。
最初は2日に1回でいいので、徐々に慣らして行きましょう。
カフェではメニューを見ずにコーヒーか紅茶を頼む(砂糖・ミルクなし)
甘いものを食べてしまう機会と言えば、カフェに寄った時ではないでしょうか。
季節ごとに美味しいドリンクが提供されていたり、メニューを見れば美味しそうなスイーツがたくさん…
ここでも、見ないことを徹底しましょう。
たまには楽しんでも全然いいのですが、2日に1回、3日に1回のその1回に当てはまらない時で、今日は食べない方がいい日なんだよなあ…という時には、見ないのが一番いいです。
わたしはこういう時、メニューをほとんど見ません。
コーヒーや紅茶はどこのカフェでもあるので、気分でどちらかに決めて、メニューを見ずに頼みます。
見てしまったらどうしても頼みたくなってしまいますからね…(´・ω・`)
見ちゃダメ!とかも特に思わないようにして、もうそれが自然なことになるように、ひたすら繰り返します。
わたしは仕事柄カフェで仕事をすることも多いので、こういう機会は本当多いのですが、最近はもうメニューを見ないで頼むのが当たり前になりました。
サッと頼んでサッと席につけば、甘いものに惑わされることなく過ごすことができます。
勝手に体が欲さなくなってくる方向に持っていく
いろいろと書いて来ましたが、一番大事なのは、我慢しているという意識をできるだけ抑えつつ、いかに工夫して甘いものへの欲求を減らしていくか?ということです。
ちょっとしたコツを繰り返して行うことで、すこーしずつですが甘いものを食べたい!という気持ちが薄れて行きます。
今もし甘いものが大好きで仕方がない人がいたら、「そんな風に思える時がくるの?」と思うかもしれませんが(わたしもそう思ってた)、やってきます。
勝手に体が甘いものを欲さないようになればこっちのもの‼
その状態になるまで、小さな工夫を積み重ねて、甘いものと上手に距離をとってダイエットを成功させましょう☆